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販促特集写真ビジネスのヒント!①

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写真に対する意識は大きく変化しています。

ニーズに対応した提案を行いましょう。

 変わりつつある若い世代の写真に対する意識、求められる女性目線の店作りなど、今後の展開にご参考いただきたい調査  結果をまとめてみました。

キーワードは「可愛い」「面白い」
「見たことない」
 

 若い世代が写真に求めるキーワードは「可愛い」「面白い」「今まで見たことない」。ここには業界が追求する「高画質」は入っていないのです。とにかく可愛い、人に自慢したくなる、自分だけのものが彼らが求めているいちばんのもののようです。

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スマホプリントの8割以上が20~30代女性 
 調査ではスマホプリントの約8割以上が20~30代の女性によるものとか。女性のお客様が店内でワイワイ楽しく写真選び、プリントしていただけるようなお店が支持されています。また女子高校生のスマホプリント先として急伸しているのがコンビニのセルフ機。卒業式などの学校行事、また旅行先での友達との写真交換用として手軽なコンビニプリントが使われているのです。スマホプリントは枚数が少ない、アプリの説明に手間がかかるなど消極的な対応では、今後リピーターにもなる大事な顧客層をコンビニに奪われてしまいます。女性のお客様へのアピール、特に10~20代女性限定のキャンペーン、お得なセールなどを積極的に展開しましょう。

10~20代の写真店の認知度は残念ながら60%!
 写真店を取り巻く環境は厳しいものがあります。意識調査では写真店の認知度はここ10年で86%から69%に減少。特に10~20代は61%と低いものに。約4割がエリアの写真店を利用したことがない、どこにあるか、どんなお店なのかをよく知らないというのが現実です。スマホで撮ってメールで送信など写真は彼らにとって日常であり大切なコミュニケーションツールです。卒業、部活など学校生活で、写真を思い出として交換など写真の素晴らしさ、価値は知っているのです。10~20代世代に向けにフィットするサービスで写真店の便利さ、魅力をアピールしましょう。

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インスタントカメラは
写真が出てくるデジカメ? 

 その場でプリントになるインスタントカメラが大ヒット。2002年発売当初年間100万台がその後10分の1に減少。それが2012年に160万台を超え、今期の目標は500万台へと急伸長しています。撮ったその場でプリントでき、メッセージを書き込み、友人と交換できるなど、デジタルとは異なる価値に注目され、新しいコミュニケーションツールとして人気を呼んでいます。女性向けの可愛いデザインから中高年向けの本格的なものまで豊富なラインラップも続々。これは撮った写真をプリントにして誰かにあげたい、見せたいという願望のあらわれともいえます。

プリントは1枚50円でも安い? 
 シニア世代にとっては0円プリント時代の経験からプリントは安いものという認識が根強くあります。でもプリントをしなくなった若い世代は、きれいに仕上がった写真プリントを手にして「1枚50円でも安いくらい」と、その価値を認めているようです。お気に入りの写真は誰かと見せ合ったり、大切に残したいもの。スマホに大量の画像が保存されている現在、若い世代の方がプリントの潜在需要は実は高いといえるのです。

ペットの数が19歳以下の子供の数を上回る! 
 19歳以下の人口は約2200万人。対してペット飼育数はそれを上回ったといわれています。ペットが好きな方の割合は73%、その中でペットを実際に飼っている方は34%にも及んでいます。特に50代が高く、44%が飼育中とのこと。写真ビジネスにおいては子育て世代と同じくらいにペット愛好家のお客様がターゲットといえます。可愛いペットのためにはお金を惜しまない、フォト雑貨でもペットの写真入りグッズが近年需要を拡大しています。

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フォトブックVS手作りアルバム 
 簡単に作成できるようになったフォトブック。ですが欧米に比べて日本では、業界期待のようには需要が伸びていないのが現状です。ギフト需要に大きな差があるからと指摘されています。対して各地のアルバムカフェは大盛況。我が子の思い出作りのために労を惜しまず若い母親たちが奮闘中。従来のアルバムにプリントを貼ってデコレイトしていくだけのシンプルな作業。でも納得の出来栄え、満足度は高いのです。店内に実例見本を展示し提案しましょう。

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フォトブックはA4、製本タイプが増加 
 フォトブックは前年比、冊数4%増、金額13%増に。A5が冊数で45%、A5スクエア25%、A413%ですがここにきてA4の伸びが顕著です。またリング綴の構成比が下がり製本タイプが伸びつつあると発表されています。自家制作フォトブックが基本ですが、外注製本タイプのフォトブックも、お客様の多彩なニーズに対応するために上手にお店の提案に加えていくことも必要かもしれません。

スマートシニアをお店のファンに! 
 2020年には4人に1人が65歳以上と高齢化が進む日本。リタイア世代は、健康に高い関心があり、旅行等の趣味のための費用は惜しまないといわれています。写真店にとってもお金を多く使っていただける世代。学びたい、知りたい意欲旺盛で、同時に体験、参加したい、人とつながりたい世代でもあり、スマートシニアと呼ばれています。シニア向けとレッテルを貼り、かたまりとしてみるのはNG。志向は様々です。お店のファンとなっていただくためには、多様性に注目したきめ細かな情報発信=アプローチが不可欠です。
2015年11月